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【初心者必見】徒歩キャンプの始め方 キャンプ場編

今回は徒歩キャンプの始め方 キャンプ場編です。

キャンプ場についてからどうしたら良いかをこの記事でお伝えしてきます。

キャンプ場に着いてから、まずどうしたら良いのかな?どこにテントを張ればいいんだ~という方の悩みを解決できると思います。準備編は↓こちらです。

目次

キャンプ場についたら

まずチェックインを済ませます。キャンプ場での注意点やテントを張る場所等、一通り説明してもらえます。わからないことがあれば、確認しておきましょう。大体ここで薪を売っていますが、購入は設営がテントの設営が完了してからで良いと思います。荷物もたくさんありますし、薪を持つならグローブをした方が安全です。

他にも…

  • トイレや炊事場の場所をチェック
  • ゴミの分別方・捨て方をチェックしておこう
  • 管理棟(売店)が何時までやっているか確認

テントを設営する場所を決めよう

まずはテントを設営しましょう。キャンプ場によって、フリーサイトか区画サイトに分かれています。

  • フリーサイト…決められたエリアの中ならどこにテントをたてても良い。
  • 区画サイト…一人一人に区画が決められており、その区画にテントを張る。

区画サイトは場所が決まっているので、そんなに悩むことはないのですがフリーサイトはどこに設営するか悩むかと思います。広くてどこにたてりゃいいんじゃいってなるんですよね。フリーサイトの場合は、キャンプ場を一通り見てからどこにするかを決めた方が良いです。設営してからあっちの方が良かったな~となるのを避けるために、一通り見てから決めましょう。

設営するのに向いてる場所

  • フラットで傾斜が少ない
  • 炊事場やトイレが近い
  • 景色が良い
  • 木の下

フラットで傾斜が少ない

テントを立てる際に傾斜があると傾いてしまい、とても寝にくいです。また木の根や、大きな石があると設営しにくい上に、横になった時にマットを敷いても体に当たって気になったり痛かったりします。できる限りフラットな場所を確保しましょう。

炊事場やトイレが近い

利便性を考えると、炊事場やトイレが近い方が過ごしやすいです。

夜中トイレに起きたけど、トイレ遠いな…となることもありますし、炊事場近い方が調理や洗い物がしやすいというメリットもあります。ただ他の皆さんも考えることは同じです。利便性のいい場所は、人が集まりがちなので一人でゆっくり過ごしたいと思う方には、少し離れた場所の方が良いです。夜もトイレに行く方の足音で目が覚めるということもあるので、どちらを取るかですね。私は慣れないうちは利便性の良いところの方をおすすめします。

景色が良い

ここが個人的には1番重要です。1泊をその場所で過ごすのですから、景色が良いところの方が気持ちよく過ごせます。素敵な景色を見ながら、お酒を飲んだりゆっくり過ごす。最高ですよね!

ただ夜になると何も見えなくなってしまうので、景色が良い場所が取れなくても落ち込む必要はありません(笑)

木の下

日中帯は日陰になってくれることもあるので、過ごしやすいです。基本的にはおすすめの場所で私もよく木の下にテントを設営しています。ただ虫が落ちてきたりだとか貯まった雨がどさっと落ちてきてうるさいこともあるので、気にされる方は避けた方が良いです。後は周りに何もなく一本だけ立っている木は、落雷の可能性があるので避けましょう。

設営を避けるべき場所

  • 水はけが悪い
  • 川や海の水辺
  • グループキャンプやファミリーキャンプの近く

水はけが悪い

じめじめしている場所、低地や窪みになっている場合は要注意です。準備編で天気の良い日を初心者の方にはおすすめしていますが、急に雨が降ることも考えられます。傾斜の下の方に雨水が流れてくることもありますので、そういった場所は避けましょう。混んでいて水はけが悪い場所しかないよという場合は、テントの周りに溝を掘って、そこに雨水が流れるようにしてテントを守るというの一つの手段です。テントも雨には耐えられるようになっていますが、限度がありますからね。

川や海の水辺

目の前に川や海があると、とても素敵ですよね。近くにテントを設営したい気持ちはとてもわかりますが、危険であることは確かです。急な増水や津波が起きることも考えられますので、必ず距離を取って設営するようにしてください。他の人もテント立てているから大丈夫だろうと思うのは危険です。自分の身を守れるのは自分だけです。判断できるようになるまでは、基本的に避けるべき箇所なので注意しましょう。

グループキャンプやファミリーキャンプの近く

にぎやかなことが多いので、一人でゆっくり過ごしたいのであれば避けるべきかなと個人的には思います。気にされない方であれば、特に避けなくて大丈夫です。

テントを立てよう

場所が決まったらテントを立てていきます。と…その前にこれまで移動や手続きをして疲れているでしょうから、チェアだけ出して一息ついても良いと思います。設営は慣れるまでは結構大変なので、ここで一息ついてしっかり休みましょう。ただもうすぐ日が沈む場合は、暗くなってしまうと設営がより大変になってしまうので急いで立てましょう。

まずどっち向きに立てるのか、入口の方向を決めましょう。基本は風下の方に入口が来るようにします。大体入口から出たところに、荷物を置いたり焚火台を置くので前面のスペースを確保してから立てないと、後からスペースがなくて焚火台が置けないということにもなりかねませんので、最低でも2~3mは確保しておくべきでしょう。

テントの立て方については、別記事で解説予定です。

後は自由!

設営したあとは、何しても自由です!食事までゆっくりしましょう。

目の前の景色を眺めるも良し、お酒を飲むのもよし、昼寝をするのも良し。あなたの自由です。

私は、本を読んだり、景色を眺めたり、お酒を飲んだりしています。自然の中でゆっくりと過ごすのは最高ですよ!

ただ最初からあれをやろう、これをやろうとやりたいことを詰め込みすぎると自分が思っているより全然できないことが多いので、最初は詰め込み過ぎず、余裕を持って行動しましょう。

焚火をしてみよう

キャンプの醍醐味の一つの焚火。これがしたくてキャンプしている方や、焚火に憧れてキャンプを始める方もいるんじゃないでしょうか。ここでは焚火の際の注意するポイントやコツなどを解説します。

  • 焚火台・焚火シートを使う
  • 薪割りをする
  • 着火剤を使う
  • 火を保つ
  • 自然に消火するのを待つ

焚火台・焚火シートを使う

キャンプ場によっては直火(地面で直接焚火をすること)が可能なキャンプ場もありますが、基本的には焚火台・焚火シートを使うことが推奨されています。これは草や芝生等が焼けてしまうのを防いだりと、地面への熱によるダメージを防ぐためです。焚火シートも併せて使うと、より効果的になりますので焚火の際は使用しましょう。また焚火が終わった後の片付けも楽になります。

薪割りをする

キャンプ場によっては薪を拾えるところもありますが、大体は売店や管理棟で薪を購入することになると思います。購入後自分のサイトに持っていくときは、ケガをするといけないのでグローブをして運びましょう。

針葉樹と広葉樹がありますが、初心者は針葉樹の方が焚火がしやすいと思います。

この薪で焚火をするのですが、そのままだと大きすぎて中々燃えません。そのために薪を小さくして、火を付けやすくする薪割りをします。そのために、必要なのが鉈や斧やナイフです。徒歩キャンプは持っていく荷物に制限があるので、ナイフを選択することになるでしょう。薪を割っていくことを「バトニング」と言います。

まずそばに人がいないか、バトニングをしても危険じゃない場所を確保しましょう。次に薪を平な地面に立てて、上からナイフの刃を当てます。刃の背を別の薪で叩いていきます。すると刃が薪に食い込んで進んでいきます。そうすると薪が割れて小さくなりますので、これを繰り返します。パカンって音がして割れるので、楽しくてつい作りすぎてしまうかもしれませんが、基本的には火が安定する前に、火を付けやすくするものなので、そこまで大量には必要ありません。2~3本の薪を細かくしたら、それ以上はやらなくて大丈夫です。

着火剤を使おう

私は慣れていないうちは着火剤を使うべきだと思っています。というか慣れた今でも使っていますが…

最初って自分が思っている以上に本当に火が付かないんです。勿論ファイヤースターターでじっくり火を付けるのも、達成感があってとても良いのですが、慣れないうちは着火剤で付けてしまうことを推奨します。火が付かないと段々嫌になってきてげんなりしてしまうんですよね。

火を保つ

うまく火が付いたあとは、焚火トング等を使って薪をくべていきます。

火が弱くなってきたときは、小薪をくべたり、薪を足したり、火吹き棒で風を送ってあげると復活しますので、火が消えないようにしましょう。自分で火を育てていく感じがしてとても楽しいですよ。

自然に消火するのを待つ

焚火が終わったあとは自然に放置して、消火するのを待ちましょう。くれぐれも水をかけたりはしてはいけません。

焚火台が歪んだりしてしまいます。全部燃焼して灰になったら、灰捨て場に灰をすててきましょう。くれぐれもその辺に捨ててはいけません。

夕飯を作ろう

色々な調理器具を使って、凝った料理をするのも良いのですが、私は結構簡単に済ませてしまうことが多いです。お湯を沸かしてカップラーメンだけということもありますし、ご飯だけ炊いてレトルトで食べたり、肉だけ焼いたり…正直外で食ったら何でも美味しいです!洗い物はキャンプ場でしても良いのですが、油物は中々落ちなかったり、キャンプ場によっては洗剤を使えない場所もあるので、ウェットティッシュ等で表面の汚れだけをふき取り、ちゃんと洗うのは家に帰ってからするのも良いと思います。どうせ家で洗い直すことが多いですしね。

撤収しよう

片付けをするのってとても時間がかかるので、後片付けは早めにはじめましょう。特に徒歩キャンパーは、電車やバスの時間を気にしなくてはいけません。場所によっては1時間に一本とかもありえるので、最初のうちは余裕を持って2時間前くらいには撤収準備をすると良いでしょう。必ずゴミは分別し、来た時よりも美しくを心がけましょう。

家に帰ったらすぐに片付けよう

家に帰ってから、バックパックを見ると面倒だなぁと思うのはとてもわかります。でも今やらないと後からやるのは本当に面倒です。テントに結露が残っていたりするとカビが生えて、テントがダメになってしまうので早めに干しましょう。あとはちゃんと片付けして、次回のキャンプに備えます。

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