- キャンプをしてみたいけど、車を持っていない。
- 徒歩キャンプを始めたいけど、何から始めていいかわからない。
- どれくらいの荷物がいるの?
こんにちわ!私は徒歩キャンパー歴4年の、さみ~と言います!
この記事では、徒歩でキャンプをしてみたい方向けに、徒歩キャンプの始め方を自分の経験・失敗談を交えて紹介していきたいと思います。記事を読めば、徒歩キャンプデビューできるような記事を書いていきますので、よろしくお願いします。今回はキャンプ場に行くまでの準備編です。
まずはじめに
キャンプ始めるにあたって、キャンプギア揃えたくなりますよね~?かっこいいギアとかを見ているとワクワクします。ですが購入するのはちょっと待って下さい!
自分がもし、これから徒歩キャンプを始める人に最初にアドバイスをするとしたらこうアドバイスします。
・まずはレンタルでやってみよう!
まず私がおすすめすることは、レンタルで始めることです。
私は最初徒歩キャンプを始める際、道具を少しずつ揃えていきました。ですが、何を揃えていいかわからず、とりあえずAmazonとかで色々買いあさってから始めたんですよね。でもキャンプに慣れ始めてくると自分にとって何が必要なのかとか、こういうギアが欲しいなとかがわかってくるんですよ。そうすると今使っているものに満足できなくて、結局買い直すことになる。結構買い直しがあったので、最初はレンタルで始めればよかったなぁと今は思っています。
あとそもそもやってみないとキャンプが合うかどうかわからないですよね?やってみて楽しかったら自分で道具を揃えればいいですし、合わなかったらやめればいいんです。レンタルならそれが可能ですけど、道具を揃えてみたけど合わなくて結局やめてしまったという人もいるので、断然レンタルから始めることを進めます。キャンプ道具は、部屋の場所も取りますしね!
徒歩キャンプの道具を揃えてみよう!
レンタルで何度かキャンプしてみて、今後もキャンプしたいなと思った方は自分のギアが欲しくなるでしょう。
ここからは徒歩キャンプで必要な道具を紹介していきたいと思います。最初は最低限の道具を購入して、徐々に必要だなと思った道具を買い足していくのが良いと思います。リストの赤字のものはマストで必要なものです。
基本徒歩キャンプは、持てる荷物に制限があるので小型で軽量なものが望ましいです。
冬キャンプは例外で、ちゃんと装備が整ってからでないと危険です!
- バックパック
- テント
- グランドシート
- ペグ
- シュラフ
- マット
- ランタン
- バーナー
- クッカー
- ビニール袋
- テーブル
- チェア
- 焚火台
- 焚火シート
- 着火剤
- ナイフ
- グローブ
- トング
- 火吹き棒
バックパック
徒歩キャンパーの象徴であるバックパック(そうか?)これがないと荷物を持っていけない。必ず必要なものです。
慣れている方は30L~40Lでされている方もいますが、慣れないうちは容量が多いものが良いでしょう。私のおすすめは50L~60Lのものです。沢山の荷物を入れて歩くので、登山用のバックパックが頑丈で疲れにくいものが多いので、おすすめです。バックパックは背負ってみないとわからないところもあると思うので、実際に背負ってみてから購入した方が良いと思います。私はネイチャーハイクという中華ブランドのものをアマゾンで購入しましたが、値段も手ごろで使いやすくて満足しています。
もしスーツケースを持っている方がいれば、バックパックを購入前にそちらを使ってみるのも良いかもしれません。実際にスーツケースで、されている方もおりますし、どれくらいの荷物が必要なのかわかってからバックパックを購入するのも有りかと思います。
テント
キャンプに置ける家にとなります。秘密基地みたいでワクワクしますよね!
徒歩キャンプは持っていける荷物に制限があるので1kg~2kg前後のものが良いと思います。おすすめはダブルウォールの、自立式のものです。設営が簡単で、かつ場所を選ばずに設置できるので初心者におすすめです。一人用のテントって結構狭いので、1.5人~2人用を購入すると幕内でも快適に過ごせると思います。私はちょっと狭いのがネックですが、バンドックのソロドームというテントを愛用しています。
グランドシート
テントの下に敷く、保護用のシートです。無くても良いのですが、有った方がテントの底面が長持ちするので敷くことを推奨します。特に軽量の薄いテントには絶対必要です。
ペグ
これはテントを地面に固定する楔みたいなものです。風が無ければ不要かと思いますが、テントが飛んでいくと困るのでペグでテントを固定しましょう。最初は購入した時にテントについてくるで良いと思います。
シュラフ(寝袋)
いわゆる寝袋ですが、夏の場合であれば不要です(平地であれば)。
とはいえ、春や秋は夜になると思った以上に冷え込みますので、こちらも必須かと思います。冬は冬用の寝袋がないと、徒歩キャンパーは基本無理です!冬以外であれば、スリーシーズンの寝袋があれば大丈夫ですが、春の始めや、秋の終わりは対策が必要かと思います。ダウンと化維の2種類がありますが、ダウンの方がコンパクトになるので徒歩キャンパーとしてはダウンを狙いたいところ。ただ値段が高い…
マット
寝るときに下に敷く、マットは絶対必要です。これがないと、安眠できませんし翌日体がバキバキになります。地面の凹凸を軽減してくれるのと、地面からの冷えを軽減してくれますので必ず購入しましょう。エアマットとかフォームマットとか種類はあるんですが、まずはフォームマットが良いかなと。エア漏れしたりもしませんし。おすすめはサーマレストですが、高いので最初はキャプテンスタッグのマットが良いと思います。私もこれをずっと使っていますが、気兼ねなく使えますし、椅子の代わりに畳んで敷いても使えるのでコスパも最高です。私のは使いすぎてもうペラペラだよ…
ランタン
キャンプ場は町から離れたところが多いので、夜になると本当に暗くなります。適度な明るさを持ったライトを選ばないと、夜ごはんを作る時に暗くて見えなかったり、逆に明るすぎても雰囲気を壊してしまうので難しいところ。暖色系が雰囲気が出てよいと思います。私はゴールゼロのライトを使っていますが、軽量で明るく、電池持ちも良いという欠点がない神ライトです。
バーナー
ご飯を作るためのキャンプ用のガスコンロです。バーナーに関しては大まかにわけて2種類あって、CB缶を使うかOD缶を使うかで変わってきます。CB缶はいわゆる普段の生活で使っているのでみなさん知っているかと思います。鍋で使ったりバーベキューで使ったり。CB缶はコスパに優れていて、使いやすい。OD缶は値段が高いけど、冬でも使えたりバーナーや缶自体がコンパクトなので、徒歩キャンパーにはOD缶用のバーナーをおすすめします。私も最初CB缶を使っていましたが、結局OD缶を買い直しました。コスパでいえばCB缶が優れています。
勿論焚火で調理をすることもできますが、火力が安定しないですし最初のうちはバーナーで調理することをお勧めします。
SOTOかプリムスのものが鉄板ですね。
クッカー
キャンプにおける調理器具です。料理をする人には必要です。料理しないよ!って人はお湯だけ沸かしてカップラーメンとか、料理しないでも食べれるものを持っていく人には不要かと思います。
何を作るかによって、調理器具は変わってくるの場合によって使い分けている方も多いです。私はスノーピークのパーソナルアルミクッカーを使っていますが、これがあれば大体なんでも作れるのでおすすめです。あとはダイソーのメスティンとかも良いと思います。もし今自分で購入するならフッ素コーティングがある角クッカーが良いかな。
ビニール袋
ゴミ袋として。
キャンプ場によっては、分別に細かいところもあるので必ず複数枚持っていきましょう。キャンプ場によっては指定のゴミ袋じゃないとダメなところもありますが…。来た時より美しくの気持ちで必ずゴミは持って帰るか、分別して捨てましょう。
テーブル
テーブルです。まんまですね…説明するまでもないですが。この上でご飯を食べたり、調理をしたりします。
正直なくても、その辺に石とかあれば不要かと思いますが…とは言えあった方が便利です。後述する、チェアとの高さがあっていないと使いにくいので、高さは合わせたいところです。
チェア
椅子です。キャンプ場では基本座っていることが多いので、1日この椅子にお尻を預けることとなります。こちらもコンパクトな物が良いですが、それでも結構大きいです。ヘリノックスが有名で、見たことあるかたもいるのではないでしょうか。椅子にも種類があって高さがあるハイチェア、地面に近いローチェアがあります。先述したテーブルの高さはこのチェアの高さに合わせる感じですね。徒歩キャンパーはローチェアを選ぶ方が多い気がします。
私は荷物に余裕があれば持っていきますが、マットを折り畳んで椅子代わりにすることが多いので持っていかないことが多いです。腰を痛めやすい方は、持って行った方が良いと思います。
焚火台
キャンプ場は一部のキャンプ場を除いて、直火(地面で直接焚火すること)は禁止です。地面へのダメージを軽減するために、焚火台を使用して焚火します。
焚火は必ずしもしなくても良いのですが、キャンプの醍醐味はこれだ!という方も多いです。
揺らめく炎を見つめながら、お酒を飲んだりご飯を食べてゆっくりしたり…キャンプのひと時を思い出深いものにしてくれます。焚火台は組み立て式で軽量な物が良いです。重さでいうと1kgは切っていた方が良い。徒歩キャンプでの最適解の一つはピコグリルになると思います。軽量かつ組み立て簡単で扱いやすい。欠点は人と被るくらいです。私も1kgの物を使ってみたんですが、やはり重くてピコグリルタイプを購入しなおしました。カッコいい奴は重い事が多いです…。
焚火シート
焚火の熱から地面を守るシートです。地面が痛んでしまうので基本的にこれがないと焚火できません。焚火中の燃えカスが地面に落ちてしまうのも防げますし、あった方が片付けも楽です。キャンプ場によっては無くても大丈夫なところはありますが、焚火台とセットで持っていくようにしましょう。
着火剤
これは焚火するのであれば必ず持っていきましょう!いいですか?見栄を張らずに持っていってください。もう一度いいますよ、必ず持って行ってください!
最初着火をするとき、自分が思っているより火が付きません。いや、本当に中々付かないんですよ…。火が付かないうちにだんだん暗くなってきて、更に焦って付かないという悪循環に陥ることもありますので、必ず持っていきましょう。100均にも売ってますから。いや、最初からファイヤースターター(着火装置)で付けるぜ!って方も付かなかった時の保険に必ず持って行ってください。
ナイフ
こちらも焚火をするので、あればあった方が良いと思います。薪って結構太いものが多いので、中々火が付きません。それを割って小さくすることによって、火をつけやすくする作業(バトニング)に使います。あとは物を切ったりにも使いますが、基本はバトニングに使うことが多いです。初心者はモーラナイフを買っておけば間違いないと思います。刃物なので、必ずカバーをつけてザックの奥底にしまって移動しましょう。使わない時以外は持ち歩かない!理由もなく持ち歩いてはダメですよ。
グローブ
焚火をする時や、バトニングする時に使います。熱や、木のささくれから手を保護するためです。
見た目を気にしなければ、正直軍手でも良いと思います。私はワークマンで革のやつを400円くらいで買ったものを使っています。
トング
こちらも焚火で使います。薪を持ったり、焚火台の中の薪をいじるために使います。これもこだわり無ければ100均のもので良いと思います。
火吹き棒
なくても良いのですが、あった方が焚火が楽しくなります。これを使って焚火台に空気を送り込めます。
火が弱くなってきた時にそこにピンポイントで空気を送り込めるので、火が復活します。自分の口で直接吹いても良いのですが、むせるのと熱いのであった方が楽です。これも100均のもので、十分です。
どこのキャンプ場に行くか決めよう
準備ができたら、キャンプ場を予約しましょう。
徒歩キャンプは公共交通機関を利用するため、必ずアクセスを調べてからにしないと詰みます。アクセスを調べた上で予約するようにしましょう。荷物を入れたバックパックはとても重いです。最初は駅からそんなに歩かなくても済む場所がおすすめです。
東京近郊であれば、私は氷川キャンプ場をおすすめします。私もここで徒歩キャンプデビューしました。
天気を確認しておこう
徒歩キャンパーにとって天気はとても重要です。車と違ってキャンプ場まで徒歩で行かないといけないのと、キャンプですから外で一泊するので天気には十分注意しなければなりません。雨の日のキャンプは晴れとはまた別の魅力がありますが、最初のうちはおすすめしません。天気が良い日を選びましょう。
天気の他にも風の強さも確認しておくと良いです。風が強いと、テントが煽られたり、焚火ができなくなります。
目安として風速3メートル以下であれば問題なし、風速が5メートルであれば焚火は危険、風速6メートルはキャンプ自体の中止をした方が良いでしょう。
初心者にとっては天気は晴れ、もしくは曇りの風速3メートル以下の日が望ましいですね。
せっかく休みを取って準備していたのに…と思う気持ちはわかります。しかし、無理して強行することによって危険な目にあってしまうかもしれません。諦めて別日を検討しましょう。
買い出しをしよう
食材や飲み物です。徒歩キャンパーは、車と違って購入できる場所に限りがあります。どこで買い物をするかあらかじめ決めておくと良いです。
家から持っていくのか、キャンプ場最寄りの駅やバス停近くで買うのか、キャンプ場から徒歩圏内でスーパーやコンビニがあるか…等さまざまですので、事前のリサーチは必要になります。私は家から持っていくことが多いですが、それにプラスして地元の食べ物とかを購入することが多いです。
最初は100均の物で構いませんが、クーラーバッグがあると良いです。お家にあるものとかでも良いと思います。
キャンプ場に行こう
乗り換え案内アプリで乗り換えを調べたり、グーグルマップで駅からキャンプ場の場所までの経路を確認しておきましょう。実際にキャンプ場に行く際に、交通機関を利用しますが荷物が大きいので周りの迷惑にならないようにします。特に通勤ラッシュの時間は避けるべきかなと。またバックパックに沢山外付けしてしまうと、他の人にぶつかったりしてしまうことがあるので、なるべくはバックパックの中にしまっておきましょう。
あとは夕方くらいに到着するのは避けた方が良いです。チェックインが終了している時間かもしれませんし、最初は設営に時間がかかるので、早めにキャンプ場に到着するようにしておくと余裕が持てますしゆっくり過ごせます。
キャンプ場についた後は、次回のキャンプ場編でご説明します。

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