「固定費を減らしたいけれど、何から手をつければいいか分からない」
数年前の私が、まさにそうでした。将来が不安で、思い切って家中の固定費を見直しました。その結果、年間で約25万円を減らせました。
この記事では、実際に減らした8項目を金額つきで公開します。難しい知識は要りません。40代の会社員が実際にやったことだけです。
うまくいかなかったこと、今も減らせていないものも、正直に書きます。

固定費を見直して、年間33万円減りました
先に結果からお伝えします。
| 減らしたもの | 年間の削減額 |
| 保険の解約(妻・子ども) | 81,600円 |
| 習い事の整理 | 135,330円 |
| コンタクトのサブスク化 | 34,200円 |
| ネット回線の切り替え | 4,800円 |
| サブスクの解約 | 17,000円 |
| 格安SIMへの乗り換え | 96,000円 |
| クレジットカードの年会費 | 1,000円 |
| 合計 | 約335,000円 |
※金額は2026年◯月時点のものです。
※このほか、ネット回線の乗り換えでキャッシュバック40,000円を受け取りました(初年度のみ)。
固定費の良いところは、一度見直せば効果がずっと続くことです。毎日の買い物で節約する必要がありません。
以下、効果が大きかった順に紹介します。
実際に減らした固定費8項目
習い事を整理した(年135,330円)
一番大きかったのが、子どもの習い事です。
子ども2人分の通信教育(進研ゼミのチャレンジ)を受講していました。でも、だんだん本人たちがやらなくなってしまって。この状態で続けても意味がないと思い、やめることにしました。
- 中学生:年払い92,280円
- 小学生:年払い43,050円
別の習い事をさせる予定はあります。それでも「やっていないのに払い続けている」状態は解消できました。
教育費は削りにくい項目です。ただ「本人がやっていないもの」は、思い切って一度止める判断もあると思います。
保険を解約した(年81,600円)

妻と子どもの医療保険を解約しました。
- 妻:月額5,300円(年63,600円)
- 子ども:月額1,500円(年18,000円)
理由は、高額療養費制度があるからです。日本の公的な制度で、医療費が高額になっても自己負担には上限があります。それなら貯金で備えた方が合理的だと考えました。
自分で勉強したうえで、説得というか相談して。毎年年末調整のときにうんざりしていた気持ちが軽くなった。強制はしない
ただし、これは我が家の判断です。必要な保障は、家族構成・年齢・健康状態・貯蓄額によって変わります。ご自身の状況に合わせて検討してください。不安な場合は、保険会社ではなく中立の立場の人に相談するのがおすすめです。
コンタクトレンズをサブスクに変えた(年34,200円)
店舗で毎月5,000円以上払っていたコンタクト代を、定額制に変えました。年会費を含めても月2,150円です。
半額以下になったうえに、毎月ポストに届くので買いに行く手間もなくなりました。
▼2年使った本音レビューはこちら

▼契約前に確認すべきポイントはこちら

格安SIMに乗り換えた
大手キャリアからは、6年ほど前に離れました。
au → mineo → UQモバイル → 楽天モバイル、という流れです。何度か乗り換えています。
正直に言うと、当時いくら下がったかは記録が残っていません。ただ、大手キャリア時代と比べれば私は月3千円、妻は5,000円は下がっているはずです。
何度か乗り換えて分かったことがあります。一度乗り換えてしまえば、2回目以降のハードルは一気に下がるということです。最初の1回だけ、少し気合いが要ります。
通信品質は、正直なところ大手より落ちる場面もあります。ただ、日常使いで困ったことはほとんどありません。
ネット回線を乗り換えた(年4,800円+キャッシュバック4万円)

OCNからソフトバンク光に変更しました。月額4,400円から4,000円になっています。
月々の差は400円ほどです。それより大きかったのが、キャッシュバック4万円でした。実質、その年のネット代はほぼタダになった計算です。
手続きもそこまで面倒ではありませんでした。
ただし注意点があります。キャッシュバックは申請しないともらえないことが多いです。受け取り時期が半年後や1年後というケースもあります。申し込んで終わりにせず、必ず受け取りの手順と時期を確認してください。
サブスクを解約した
使っていないサブスクを整理しました。
- Hulu:月1,026円
- 昔契約したまま放置していたビックカメラWi-Fiサービス:月398円
月1,424円
特に後者がひどくて、何年も気づかずに払い続けていました。月398円だと、明細を見ても見過ごしてしまうんですね。
金額としては小さいです。でも「気づかずに払っていた」という事実の方がショックでした。
それ以来、サブスクは「増やさない」「使っていないものは即解約する」を基準にしています。一度契約を見直すと、頭の中の管理項目も減って気持ちが軽くなりました。
クレジットカードと銀行口座を整理した

お金の流れを把握したくて、数を減らしました。
- クレジットカード:5枚 → 3枚(うち1枚は年会費がかかっていました)
- 銀行口座:6つ → 4つ
年会費のかかるカードを持ち続けていたのは、完全に無駄でした。もっと早く解約すべきだったと思います。
正直に言うと、まだ理想の形ではありません。会社の指定銀行や、子どもの学校・習い事で使う地銀があるため、口座は4つまでしか減らせていません。ビューカードも、オートチャージ機能のために解約できずにいます。
完璧にはできていません。それでも、把握できる範囲まで減らせたのは大きな前進でした。
保険をやめて、積立投資に切り替えた

妻が月1万円の年金保険に入っていました。これを解約し、NISA口座でのインデックス投資に切り替えています。
タイミングが良かったため、解約による損は出ませんでした。ただ、もっと早く見直しておけばと思います。
妻を説得するのは大変でした。メリットとデメリットの両方を伝えたうえで、最終的には本人に選んでもらいました。納得してもらえたのが何よりよかったです。
※投資は元本割れの可能性があります。運用成績は市場によって変動します。ご自身の判断と責任で行ってください。
固定費を減らして気づいたこと
お金以固定費の見直しは「節約」だと思っていました。でも実際にやってみて、減ったのはお金だけではありませんでした。
契約が減ると、覚えておくことが減る。
保険の更新時期、カードの年会費の引き落とし日、サブスクの解約条件。契約が多いほど、頭の片隅にずっと置いておく情報が増えていきます。減らしたことで、その「置き場所」が空きました。
明細を見るのが怖くなくなった。
以前は、クレジットカードの明細をきちんと見ていませんでした。何に払っているか把握できていないと、見るのが億劫になるんですね。項目が減った今は、月に一度ざっと確認するだけで済みます。
物を減らすのと、まったく同じでした。
私は「物が多いと、選ぶ手間も管理する労力も増える」と気づいてから、少しずつ物を減らしてきました。契約もそれと同じです。数が多いほど、判断も管理も増える。持っている契約が少ないほど、身軽になれる——これが一番の発見でした。
ただ、全部を削ればいいとは思っていません。必要な保障や、家族が納得しているものは残しています。減らすこと自体が目的になると、それはそれで窮屈です。
まとめ まず何から始めるか
減らした8項目をおさらいします。
- 習い事の整理(年135,330円)
- 保険の解約(年81,600円)
- コンタクトのサブスク化(年34,200円)
- 格安SIMへの乗り換え
- ネット回線の乗り換え(年4,800円+CB4万円)
- サブスクの解約
- クレジットカード・銀行口座の整理
- 保険をやめて積立投資へ
金額が大きいのは保険や習い事です。ただ、いきなりそこから手をつけるのは、心理的なハードルが高いと思います。
まずはサブスクの棚卸しから始めるのがおすすめです。 クレジットカードの明細を上から下まで眺めてみてください。「これ、まだ払ってたのか」という契約が、1つは見つかるはずです。
私の場合がそうでした。そこから始めれば、大きい項目にも手をつけやすくなります。
固定費の見直しは、一度やれば効果がずっと続きます。少しでも参考になれば嬉しいです。それでは!

コメント